エーゲ海に面する都市、トロイにやってきました。
ここは、トロイ、トロイア、イリアスなどと呼ばれています。
やはり、ここで有名なのはトロイの木馬でしょう。

トロイ遺跡の周辺です。けっこう寂しいですね。
エーゲ海周辺なので、もっと華やかなイメージがありましたけど…
まあ、季節が冬なのでしょうがないかな。
夏だともっと空も明るいことでしょう。

遺跡の入り口です。
公衆電話と車があります。
なんか寂しい…

そして、木馬ですね。
中に入ってきました。

そもそも、なぜこの地にでかい木馬がいるの?

ここを有名にしたのは、昔の本に書いてあることを信じて行動した、ある男の情熱によるものでした。
おや、うっすら雪がありますね。

古代ギリシアの詩人ホメロスが書いた『イリアス』によれば、トロイはギリシアと10年におよぶ戦争
をしました。その際、ギリシア軍の「トロイの木馬」の計略により、トロイは陥落してしまいました。

ハインリヒ・シュリーマンは、神話上の都市と考えられていたトロイの実在を信じ、私財を投じて発掘に成功しました。
シュリーマンはドイツの実業家です。

考古学に関しては全くの素人でした。
その素人が1870年から3年を費やして掘り当てた遺跡なのです。
途中の休憩所(あずまや)には、トロイの歴史を映像でみることができます。
また、古代戦士のコスプレが用意されていました。
確か、無料ではなかったような…

様々な物語の舞台となっているトロイ。
それだけ豊かだったし、人々の交流もあるところだったのでしょう。
まだまだ、眠っている遺跡や話がありそうですね。
そんな魅力的なトロイでした。
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