神主、声ガラガラ、痰からみ、活舌悪い、本当に厄払いできた?
厄払いの為、近所の神社に向かった。 中学校の同級生が数十人集まる予定だ。 到着するとスキンヘッドで眼鏡をかけた男性が受付をしていた。 年は50くらいかな。 もしかして神社関係の人かな。 そう思い、自分の名前に〇をつけた。 「おー、新野、久しぶりだな~」 その男は友達のように声をかけてきた。 もしかして、同級生か? 「正木だよ。元気か~」 「お~、マッチャンか~、スキンヘッドだから分からなかったよ」 マッチャンとは中学校では同じクラスにならなかったが、 小学校では3年間一緒だった。 よく家にも遊びに行っていた仲である。 40歳も過ぎると誰だかわからなくなる。 まあ、しょうがない。 あれから25年…