スペイン放浪記①~サグラダファミリア~
2016年1月、カタルーニャの空は晴れわたっていました。 青空にグンと伸びていく尖塔。ゴツゴツした歪な壁面。 ラピュタ?洞窟を思わせる外面のレリーフには祈りを捧げる聖母マリアがいました。 高さ172m。建築家アントニー・ガウディの未完作品であり、スペインを代表する世界遺産サグラダファミリアです。 サグラダ・ファミリアは当初、贖罪教会(信者の喜捨により建設する教会)として計画され、初代建築家フランシスコ・ビリャールが無償で設計を引き受けました。 その後を引き継いで2代目建築家に就任したのが、ガウディです。そうです、これは教会なんです。 1882年に着工し、まだ未完成というとんでもない教会です。 …