エジプト放浪記④~ルクソール神殿に行ってきました!~
8月上旬。ナイル川に日が傾きかけてくる時刻、ルクソール神殿に到着しました。
気温は38度です。
夕暮れでもこの暑さです。
逃げるところがないため、ペットボトルの水に涼を求めます。
しかし、すでにお湯に変わってしまっている為、避難所にはなりません。
お湯でも飲まなければ死んでしまいます。
もう4ℓ以上飲んだでしょうか。
ルクソール神殿は元々はアメン神、ムト神、コンス神などを祀る小さな聖堂でした。
ラムセス2世によって大規模な改築と増築が繰り返されました。
入口にはラムセス2世(エジプト中どこ行ってもラムさんがいます。エジプトで一番尊敬されているだけありますね)とオベリスク(高さ25メートル)という記念碑があります。
オベリスクは本来左右2本ありましたが、右側の1本(高さ22.55メートル)は現在、フランスパリのコンコルド広場にあります。
円柱に挟まれた巨像に何の意味があるのだろうか。
自らの権力を表していると言えば簡単なのだが、もっと深い意味がありそう。
円柱に守られて涼しげですね。
ツタンカーメン王と王妃の像らしいです。黄金のマスクより、こっちのほうが人間味がありますね。仲良さそうな若い夫婦って感じですね。
巨像が立ち並ぶ中、小さくて貧相な(失礼な)像がありました。
こちらは見事なレリーフです。ローマ時代の色のついたフレスコ画が残っています。
ライトアップされたルクソール神殿です。
野犬がウロウロしていたので緊張しながら撮影しました。
白人の男性観光客が野犬にちょっかいを出してずっと追いかけれていました。