バルセロナの魅力の一つに世界遺産が生活の中にとけこんでいること。手を届くところにあること。
その一つが下の写真「カサ・ミラ」です。

バルセロナの建築家、アントニ・ガウディがデザインしたアパート、邸宅?
20世紀前半、実業家のペレ・ミラとその妻ルゼー・セギモンの邸宅として建設されました。
1984年に世界遺産に登録されました。
ただ、建設当時は評判が悪く、「石切場(ラ・ペドレラ)」と揶揄されたそうです。
バルセロナの中でも大きなグラシア通りに面しており、現役のマンションとして、現在も人が住んで
います。
日本でいえば、合掌造りが立ち並ぶ「白川郷」のようですね。
近くに行ってみましょう。
曲線美について説明を求められた際、
「ここから見える山々の形に結びついているということで、説明がつきます」とガウディは答えたそうです。

ちゃんと人が住めるようにつくられています。
家賃は建設当時一般職人の月給の約10倍と設定されました。
見た目の評判の悪さから、なかなか借り手が見つからなかったそうです。
そのため、「3世代に渡って値上げなし」という契約条件を設定した為、値上げされていないため、現在でも家賃は約15万円とのこと。
広さは全8室あり、現在でも4世帯が居住しているそうですよ。
コメント