トルコ旅行記④~ギョレメ野外博物館~
朝起きて、窓の外をみると真っ白でした。
白くまぶしたカッパドキアもいいですね。
しかし、寒い、寒い、寒くて目が覚めた感じです。
朝食後、歩いて5分くらいにあるギョレメ野外博物館にやってきました。
ギョレメとは「見てはいけないもの」という意味らしいです。
その意味は実物をみて分かった部分があります。
行くまでの道は石畳に雪なので、けっこう滑ります。
何やら、不思議な形の岩山の壁面にあちこち穴が空いています。
3世紀半ば、ローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教の修道士たちが、カッパドキアに移り住みました。ここの岩山は柔らかく、彼らは岩をくり抜いて住居や教会を作りました。
いずれも聖堂の入り口は他の岩山と見分けにくく造られました。
外から見れば蜂の巣のような、廃墟のような感じですが、中に入ると綺麗なフレスコ画が残っています。
修道院食堂です。当時の色彩やらテーブル、椅子などが残っています。
ここは、食糧貯蔵?トイレ?
ワイン醸造所とワイナリーもありました。
ここでは、岩を削り、ぶどうを発酵させたりワインを熟成させたりするプールを作り、
できたワインをワイナリーに貯蔵していました。
見学後、洞窟のレストランに入りました。
料理はこんな感じです。
塩コショウをかけて食べました。
このレストランで働いていた若者二人と撮影しました。
私が、その髪型をみて
「お、トルコのジェームス・ディーン!」
「ロカビリー!」
「どこの床屋でやってもらったの」
と調子に乗って声をかけていたら
彼らも私の帽子をどこかに隠したりと
すっかり仲良くなりました。
多分、彼らにちょっかいをだしたり
話しかけたりするのは私だけで、
珍しかったのでしょう。