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お笑いネタ、面白場面集

なぜ?ハンドボールの試合でキーパーが入れ替わっているの…

大学生の時、同じクラスの奴が体育会ハンドボール部に所属していた。 うちの大学のハンドボール部はそこそこ強く、そいつも全国ベスト4の実績を引っさげて スポーツ推薦で入学してきた。 もちろん、そいつだけでなく、周囲も実績のある奴ばかりだ。 席が隣だったこともあり、すぐに仲良くなった。 そんなある日、試合があるから見に来ないかと言われた。 その日は何も予定はなかったし、試合会場も俺のアパートの近くだったため、 すぐにオッケーした。 試合当日、そいつはスタメンで出ていた。 いつも授業中は寝ているのに、強烈なジャンピングシュートを何本も決めていた。 俺はハンドボールの試合をみるのは初めてだった。 何もか…
ずっちゃん
去年

くしゃみをするとファブリーズを吹きかけられる男…

午後の昼下がり、私は新宿で用を終えたので、中央線に乗って八王子に帰ろうとしました。 電車の中はそんなに混んでなく、余裕で座ることができました。 荻窪、小金井、国分寺を通過しても、立っている乗客はなく、皆座れるほどすいていました。 私もポカポカ陽気に誘われ、うとうとし、いつの間にか眠っていました。 「ハークション!」 突然、前の席に座っているサラリーマンが大きなくしゃみをしました。 私はビックリして起きてしまいました。 その時、サラリーマンの隣に座っていた眼鏡をかけた上品な淑女が バックからファブリーズをとりだし、目の前で噴射しました。 シュッシュ 淑女の眼鏡にしぶきがかかっていましたが、動じて…
ずっちゃん
去年

息の臭い男たちの間にハエが……

うちの会社の課長は、社内で一番息が臭いと評判だ。 No2は係長だ。 確かに二人とも臭い。ただ種類は違う。 係長の口臭はコーヒーとタバコが混じり合った臭いでまだ我慢できる。 しかし、課長の口臭はドブ臭と生臭いゴミの臭いなので我慢できない。 これは夏、真っ盛りの出来事である。 課長と係長がコーヒーカップを片手に立ち話をしていた。 係長「今日も暑いですね」 課長「外回りは大変だな。熱中症にならにように水分補給をこまめにするよう指示してくれ」 係長「分かりました」 その後も、世間話を続けていると一匹のハエが彼らの間に入ってきた。 彼らの顔の近くを飛び回ったハエはスーッと足元に落ちて、ピクピクしていた。…
ずっちゃん
去年

なぜ?セルシオが軽自動車に煽られているの…

猛吹雪は容赦なくフロントガラスを叩きつけてくる。 路面はカチカチのアイスバーン 私の車は力なく左右にふられる。 ゆっくりと慎重にアクセルを踏む。 私の後ろには十数台の車が列をなしていた。 しょうがない。スリップして事故をおこすよりいいだろ? 少しは我慢してくれ。 バックミラーを覗くと白のセルシオが接近していた。 私のノロノロ運転に運転手はかなり苛ついている様子だ。 貴様!某を愚弄するのか! 自身の力量不足から構成される不幸の塊は、自然がつくり出す営みにも嫌悪感を抱く。 根源から沸き上がる感情。 妬情!嫉情!恨情! 日本は敗北! 僕は朴訥、 ウドの大木! YHAAA! 運転手は色黒で坊主。分厚い…
ずっちゃん
去年

留学生、初めての銭湯でフーフー湯を冷ました…

留学生、アブさんは同じ大学の院生である。 研究科は違うが、学生食堂で顔を合わすうちに仲良くなった。 アブさんは、いつも一番奥のテーブルに一人で本を読んでいた。 物腰柔らかな表情、知性を感じる眼鏡、すらりと伸びた姿勢、Tシャツからみえる褐色の二の腕は引き締まっている。 全身から滲み出る均整のとれた美しさは、まるで修行僧のようだった。 アブさんが履いているランニングシューズは俺と同じだった。 俺も陸上をやっていたから分かるが、そのシューズを履く選手のセンス、力量、向き合う姿勢など、かなりレベルの高い選手であることは間違いない。 アブさんは物腰柔らかく、誠実だった。そして、日本語が上手だった。話す内…
ずっちゃん
去年