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インド旅行

インド旅行記⑧~ジャンタル・マンタル~

ジャンタル・マンタルは、大型の日時計および天体観測施設です。 18世紀前半、ジャイプル藩王国のジャイ・シング2世が北部に5か所建設しました。 ジャイプルにあるジャンタル・マンタルが一番大型で、世界遺産になっています。 ジャンタル・マンタルとは、サンスクリット語で「魔法の仕掛け」という意味があります。 奥にみえるのは、サムラート・ヤントラと呼ばれるものです。 これは2秒単位で時間を計測でき、子午線、天頂距離も測れる観測儀です。 高さ27.4mあるものもあります。 サムラート・ヤントラは、1つではありません。また、一つ一つ違う方向を向いてるのには意味があります。それぞれ異なった角度で12星座に向か…
ずっちゃん
3年前

インド旅行記⑦~フマーユーン廟~

ムガル帝国第2代皇帝フマユーンの霊廟にやってきました。 ここは高さ21メートル、幅48メートルある大きな建築物です。 初期ムガール様式の傑作といわれる廟で、100年後に建てられたタージマハルなどの建設に多大な影響を与えたそうです。 1555年、フマユーンはアグラとデリーを奪回したが、1556年に事故死してしまいました。 その後、フマユーンが15年間の亡命生活中に結婚した、王妃ハミーダ・バーヌー・ベーグムによって建てられました。 王妃がペルシアの出身だったため、ペルシア人の設計で作られています。ムガール帝国が最初に建てたペルシア系インド様式の壮麗な霊廟としても評価が高い建築物です。 ここは上下2…
ずっちゃん
3年前

インド旅行記⑥~幻の都市ファティープル・シークリー~

ここは、ムガル帝国第3代皇帝アクバルによって建設された都市です。 なぜ建設されたのか。その理由が面白いです。 当時アクバルは跡継ぎに恵まれませんでしたが、この地に住むイスラーム教の聖者に世継ぎの問題に ついて相談したところ、王子が誕生したらしいです。 感動したアクバルは、記念としてここに新たな都を造り、アグラから遷都しました。 しかし、深刻な水不足があり、都として機能したのは、たった14年間だけでした。 下の写真はパーンチ・マハルと呼ばれる五層の建築物です。 壁がない建築物のため、遊戯、納涼、展望のための施設でした。 皇帝は、ハーレムの女性をチェスの駒にみたてて、前の広場で遊んでいたみたいです…
ずっちゃん
3年前

インド旅行記⑤~クトゥブ・ミナール~

世界最古のミナレット(イスラム教の塔、礼拝を呼び掛けたりする)、クトゥブ・ミナールという所ににやってきました。 クトゥブ・ミナールは1192年、後に奴隷王朝を打ち立てたアイバクが、北インドを制圧した記念に建 立したらしいです。 本来は礼拝の時を知らせるためのものですが、国内のヒンドゥー教徒たちに対するイスラーム の勢力誇示という意味合いが強かったようです。 日本で言えば、源頼朝が活躍していた鎌倉時代です。 高さが72.5mあり、世界で最も高いミナレットです。 直径は、基底部14.3mに対して先端部2.75mであります。 1993年世界遺産に登録されています。 側面も見事な幾何学模様が装飾されて…
ずっちゃん
3年前

インド旅行記④~アグラ城編~

アグラ城にやってきました。 アグラ城はムガル帝国第3代皇帝アクバルによって、1565年に着工し、1573年に完成した強大な要塞です。 その後、第4代皇帝ジャハーンギル、第5代皇帝シャー・ジャハーンまでの、3世代の皇帝の居城と なり、赤砂岩でできた重厚な城壁で囲まれるため、「赤い城」と呼ばれています。 巨大な門が迎えてくれます。 タージ・マハルの白とは違い、赤は威圧感ありますね。 一方、城内の宮殿には白大理石も多用されています。 ムサンマン・ブルジの内壁や床は幾何学的な装飾が施された白大理石でできています。 タージ・マハルを造った第5代皇帝シャー・ジャハーンが自分の好みに合わせて、白大理石を使っ…
ずっちゃん
3年前