姉妹都市提携を結んでいるある国の訪問団が県庁を訪れた。
訪問団は3名。
知事室に入る前に休憩室に向かった。
恰幅の良い男性が民族衣装を纏い、貴金属をぶらさげ、
頭に大きな突起物を乗せて歩く姿は迫力がある。

大きな突起物…
そう、それはチ〇コをリアルに模ったものだった。
さすがに、それはヤバいということで
外すよう丁重にお願いした。
しかし、それを外すと精霊に呪われる、死んでしまうと
頑なに拒否された。
しかも、それは自分のチ〇コをかたどったものらしい、、、
数十分、休憩室で押し問答があったが、
せっかく遠くからきたのだし
今回だけは許可しようとなった。
報道にはモザイクをかけてもらうことで調整した。
そして、いよいよ県知事との面会時間となった。

アフリカ訪問団が知事室に入ると、報道カメラのフラッシュが
一斉にたかれた。

皆、頭に注目してしまう。
しかし、テレビではモザイクがついているから
まあ、大丈夫だろう。
そう思って安心していた。
帰宅後、録画していたニュースをみた。
やはりモザイクがつけられていた。
しかし、そのモザイクが最小限におさえられていて…
チ〇コの形が認識できるほど、ギリギリのモザイクだった。
キノコのようなカリ首の部分がまた…

そこぐらいもっとモザイクを大きくしろ!
後日、テレビ局に尋ねてみると、
これ以上大きくすると顔が隠れてしまうとの事だった。
いや、それくらい現代の技術でできるだろ!
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