スペイン第2の都市、バルセロナにやってきました。
写真でみた街並みもそうですが、
歩いてみるとよく分かります。
とても綺麗で落ち着いた街です。

しかし、この都市を堪能するにはある程度の歴史を知らなければならないでしょう。
下の写真をご覧ください。この旗は何?
スペインの国旗じゃないよね。
みせつけるように掲げているの?

もともと、ここはカタルーニャ王国といって、独立した君主国でした。カタルーニャだけでなく、バスク、ガリシア、それに一部バレンシアも、独自の文化、言語を持ちます。自治政府として国内に収まっていますが、それぞれの町の標識には、スペイン語と各地域の言語の両方が表記しています。現地の人はカタルーニャ語での会話が基本となっています。


1931年、スペインが共和国になり、カタルーニャは自治政府の設置を認められました。
しかし、スペイン内戦で敗者側についていたため、内戦の終結後、
軍人フランコに再び自治権を奪われ、カタルーニャ語や独自の慣習を制限されました。
こういった背景があり、大規模なデモなどが起こっているのが現状です。
こういった、独創的なオブジェがある一方、一種の緊張感が混ざっている都市なのです。


常に警察が怪しい人間がいないか目を光らせています。

私が行った1年前にはテロ攻撃事件がおこりました。
歩道に車が乱入し、13名が亡くなったそうです。
これはイスラム過激思想主義者の犯行と言われています。
警察車両はアメ車ですか。
フォードか

さあ、路地に入ってみますか。
レンタル自転車でしょうか、これまたおしゃれですね。

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