インド放浪記①~アンベール城~
2017年、7月末。インド北部のジャイプールは雨が降っていました。 カースト階級が戦士(クシャトリヤ)の子孫であるラージプート族の洗礼なのか、 雨はどんどん強くなっていきます。 ラージプート族の王国は25もあったといい、ムガル帝国を苦しめた勇猛果敢な部族です。特に有力だったアンベール王国の都だったのがジャイプルの郊外にあるアンベール城。 16世紀~18世紀前半まで王が暮らしていた場所です。日本でいえば戦国時代から江戸時代まででしょうか。 丘の上まで象のタクシーで行きます。象の糞の臭いが強烈でした。 乗りごこちは悪くないのですが、土産屋が象にくっついて離れませんでした。 「買え!いくら!買え!も…