世界最古のミナレット(イスラム教の塔、礼拝を呼び掛けたりする)、クトゥブ・ミナールという所ににやってきました。

クトゥブ・ミナールは1192年、後に奴隷王朝を打ち立てたアイバクが、北インドを制圧した記念に建
立したらしいです。

本来は礼拝の時を知らせるためのものですが、国内のヒンドゥー教徒たちに対するイスラーム
の勢力誇示という意味合いが強かったようです。
日本で言えば、源頼朝が活躍していた鎌倉時代です。
高さが72.5mあり、世界で最も高いミナレットです。
直径は、基底部14.3mに対して先端部2.75mであります。
1993年世界遺産に登録されています。

側面も見事な幾何学模様が装飾されています。

下の写真は未完成のミナレット「アラーイーの塔」と呼ばれるスポットです。
基底部だけでも直径約25メートルもあり、完成すれば100メートルを大きく越えます。
クトゥブ・ミナールよりも高いミナレットだったと言われています。

地震等で破壊された部分も多数ありますが、
残っている部分もあります。
当時の面影を覗くことができます。


後ろにみえる鉄柱は高さ7mあります。3~4世紀に立てられたと考えられています。
側面にはサンスクリット文字が刻まれています。
純度ほ100%に近い鉄なので、錆びないみたいです。


外に出ると、何やらポーズをとっている女性がいましたので、パシャリ!

コメント