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スペイン旅行⑥~コルドバ歴史地区~

ずっちゃん
ずっちゃん
2021年2月7日

コルドバにやってきました。

華やかな通路ですね。

私たちが歩いた時期は冬でした。

夏にはもっと綺麗な花を咲かせていることでしょう。

ユダヤ人街の「花小道」と呼ばれるところです。

このコルドバが最盛期を迎えたのはイスラーム王朝が支配していた時代です。

756年に成立した後ウマイヤ朝はコルドバを首都としました。

10世紀にアブド・アッラーフマーン3世の時代には、人口は100万近くに達したとも言われ

市内には300ものイスラム寺院がありました。

また学問の町でもあり、医学・天文学・哲学・文学等など諸学問の中心地であり、古今東西の文献は

ここで翻訳されヨーロッパ全土へと流布されてゆきました。

すぐれた学者を輩出し、国外からの留学生も多数受け入れていたとされています。

下の写真はマイモニデスの像です。

マイモニデスはコルドバ出身のユダヤ教の哲学者です。

下の写真は、コルドバに来たら必ず訪れなければならない建築物「メスキータ」です。

メスキータの内部にある「オレンジの庭」にやってきました。

正面にみえるのが、高さ54mのミナレット(鐘楼)です。

コルドバで最も高い建物です。

中に入ると馬蹄型の美しい列柱とアーチを目にすることができます。

「円柱の森」と呼ばれています。

アーチを支える赤や黒の大理石柱は、ローマ時代や西ゴート時代などの柱が再利用されているみたいです。

よく見ると様々な種類の石や形状になっています。

メスキータとはイスラムの礼拝所「モスク」の意味です。

下の写真は、ミフラーブです。

ミフラーブとはメッカ(カーバ神殿)の方角を示す礼拝堂内部正面の壁です。

イスラーム美術の特徴である幾何学紋様が豪華に施されています。

ここにはもう一つの名前があります。

それが「コルドバの聖マリア大聖堂」です。

この名前の通り、キリスト教の教会です。

イスラーム王朝が支配していた頃はモスクとして、その後、キリスト教王朝が支配していたときは、

教会に変わりました。

下の写真は16世紀に時のスペイン国王カルロス1世が改築した礼拝堂です。

ここは、イスラームとキリストが融合しているところでもあります。

そう考えるとトルコのアヤ・ソフィアみたいですね。

宝物室に行きます。

ここには、聖体顕示台が展示されています。

カトリック教会では、聖体賛美式の際、聖体を顕示するために用いられます。

これを持って司祭らは街を歩きます。

この絵は13世紀にレコンキスタを完了させた時の様子です。

フェルナンド3世が中心に立ち、ひれ伏しているのが

征服されたイスラーム教徒です。

下の写真は、当時の石工が彫った跡みたいです。

メスキータ前の様子です。

橋の下を覗くと…

猫が身を寄せて寒さをしのいでいました。

ここは、ローマ時代に造られたという橋です。

ずっちゃん
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