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スペイン放浪記②~アルハンブラ宮殿~

ずっちゃん
ずっちゃん
2021年2月7日

私がスペインを好む理由の一つに、イスラームの文化が混在していることです。

西ヨーロッパのほとんどはキリスト教で(もちろんスペインも熱狂的なカトリック教徒が多い)、

その文化もキリスト教が根底となっています。

聖母マリアの像、教会、聖書を題材にした絵、定期的に町に鳴り響く、鐘の音…

それもいいのですが、ずっといると飽きてきませんか。

しかし、スペインはイスラームの文化もあるので全く飽きることなく

旅をすることができます。

400年ほどイスラーム勢力に支配されたという屈辱的事実は変えられませんが、

それがスペインの懐を深くしているような気がします。

料理、建築、絵画、デザイン…

そんなことを考えながら

イスラーム文化の最高傑作、アルハンブラ宮殿にやってきました。

この建物は、13世紀から15世紀くらいまでアンダルシア地方を支配していたナスル王朝によって

建築されました。

日本でいえば、鎌倉時代から戦国時代くらいまででしょうか。

さあ、早速入りますか!

どの部屋の壁や天井にもアラベスクと呼ばれる幾何学模様の装飾が施されています。

その精密さに圧倒されます。

天井部分です。

アルハンブラ宮殿の人気スポットライオンの中庭にやってきました。

これは、12頭のライオンの口から水が流れる仕組みになっています。

ここは、カルロス5世宮殿というところです。

ここはキリスト教の王、カルロス5世が、当時流行していた

ルネサンス様式で建てさせたからと言われています。

音響効果が素晴らしくコンサート会場として利用されているそうです。

アラヤネスの中庭です。

奥建物がコマレスの塔で、宮殿内で1番大きい部屋があります。

下の写真は、ヘネラリフェ離宮と呼ばれるところです。

アルハンブラ宮殿から徒歩10分ほどの丘を登ったところにある夏の離宮です。

高低差を利用した噴水など水をふんだんに使用した設備が多いです。

ナスル朝グラナダ王国(14世紀くらい)のイスマイル1世により造営されました。

宮殿からみた景色です。

美しい!

まるで要塞みたいですよね。

アルハンブラとはアラビア語のアル・ハムラーから転訛した言葉で、「赤い城」を意味します。

多分、土の色から由来していると思いますが、攻めてくる相手に威圧感を与えそうですね。

やはり、単なる宮殿ではなく、要塞的要素もあるみたいです。

東西720m、南北220mの区域に宮殿、君臣や官僚の住居、モスクや店舗、マドラサ、公共浴場

軍事施設などがあります。

籠城しても数か月は持ちこたえることができそうですね。

まるで、日本の風景のような…

そうです、上の写真は柿です。

あれ、柿って日本じゃなかったっけ

これは、宣教師が日本から持ち帰ったものです。

今でも実をつけています。

数千キロ離れたところで、日本とのつながりをみつけました。

ずっちゃん
  • 主に海外旅行と笑いのネタを配信しています。いずれはユーチューブや漫才、コント等に活用したいと思っています。興味ある方はコメントお願いします!

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