コロナ報道について思うこと②〜go to キャンペーンについて…
Go Toキャンペーンとは、新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ経済への緊急対策として、
地域産業を再活性化させるべく政府が主導する事業です。
Go To トラベル、Go To イート、Go To イベント、Go To 商店街の4つがあります。
このキャンペーンで「店をたたまずにすんだ」「死なずにすんだ」「助かった」
という声が多数、聞くことができました。
私が良く行く居酒屋や飲食業も潰れずに済んだのは
この事業のおかげと言っていました。
しかし、昨年の秋くらいから、感染者が増大していきました。
そして、その諸悪の根源はGo Toキャンペーンのせいだ!と
政府に対する怒りの声に発展していきました。
マスコミも毎日毎日、政府の責任を追及する報道に終始しています。
確かに、感染者が増大しているにも関わらず、キャンペーンの中止を
しなかった政府に責任はないか、と言われれば
大いにあると思います。
結果、感染者が増大してしまったことは非常に残念です。
しかし、このキャンペーンを推進したことにより、助かった人もたくさん
いるわけです。
その声をもっと報道してもいいのではないでしょうか。
小さな居酒屋のおじいさん店主、
定食屋のおかみさん、
ラーメン屋のおやじさん、
これで命が助かったと言っていました。
コロナが世界中に蔓延してから早1年、
感染が増大した要因は複合的な部分があり、
一つに絞ることができません。
それを、Go Toキャンペーンのせいだ
と一括りに定義するのは安直すぎると思います。
我々国民もその恩恵にあずかっているはずです。
それを、手のひらを返したかのように、Go Toキャンペーン=悪と
断言することに対して非常に残念でなりません。